BUSINESSOVERVIEW営業概況

2021年7月5日更新

第44期連結会計年度(2020年4月1日から2021年3月31日)の事業の概況についてご報告を申しあげます。

2021年3月期の事業の概況について

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により、厳しい状況で推移しました。一時期は段階的に経済活動を再開していく動きとなっておりましたが、変異株の蔓延により感染者数が再度増加傾向に転じるなど依然として感染拡大の影響に留意する必要があり、先行き不透明な状況が続いております。

当社グループを取り巻く事業環境は、動画や音楽配信、スマートフォン等による時間消費の多様化の影響を受けております。このような経営環境のもと、当社グループは新本と古本を併売するハイブリッド型書店を核として、文具・雑貨などの販売部門を顧客のニーズの変化にあわせて展開するとともに、学びたい、健康になりたいといったニーズにあわせてフィットネス、教室等を併設した店舗を「ブックバラエティストア」として展開を進めております。

当連結会計年度においては、大垣バロー店(岐阜県大垣市)の移転を行いました。一方で、3店舗を閉店したことから、当連結会計年度末時点で74店舗3校となりました。また、6月に高浜Tぽーと店(愛知県高浜市)に「スポーツクラブアクトスWill_G(ウィルジー)」を導入しましたが、3月に高富店(岐阜県山県市)で撤退したことから、フィットネス導入店舗は10店舗となりました。9月には新開橋店(名古屋市瑞穂区)において、中古トレカの取り扱いを開始するとともに、デュエルスペースを備えた大型トレカショップをオープンいたしました。さらに、12月には三洋堂書店のWebサイトをリニューアルオープンし、ECの強化、会員カードのデジタル化、会員限定クーポン発行等の販促機能を追加いたしました。
オペレーション面では、物販・レンタルを同時に取り扱い可能な統合セルフレジを15店舗に導入し、セルフレジ導入店舗は61店舗となりました。また、当社グループは、新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保、レジ前の飛沫感染防止シートの設置等、お客様及び従業員の健康と安全確保に十分に配慮しながら商品・サービスを提供してまいりました。

以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高208億85百万円(前連結会計年度比4.6%増)、営業利益6億36百万円(同319.2%増)、経常利益6億69百万円(同222.9%増)となり、数店舗で減損損失を3億69百万円計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は1億87百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失13億4百万円)となりました。

なお、当事業年度の配当につきましては、新型コロナウイルスの影響により今後の事業環境に不確実性が増したため、当社グループの将来の事業展開に備えた資金を優先的に確保することが長期的な株主利益に繋がるとの判断から、引き続き無配を継続させていただきます。株主の皆様には何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

小売サービス事業

主要な部門の売上高は、書店部門が10.2%増、文具・雑貨・食品部門が4.1%増、TVゲーム部門が10.9%増、古本部門が10.2%増となるなど、巣ごもり需要や好調なコミックの影響等もあり、増収となる部門が多くありました。一方で、減収部門としては、セルAV部門が13.9%減、レンタル部門が12.2%減、新規事業部門は新型コロナウイルス感染症の影響によりフィットネス店舗の営業自粛や会員数の減少の影響から、37.9%の減少となりました。以上の結果、当連結会計年度の売上高は、208億85百万円(前連結会計年度比4.6%増)となりました。
なお、当第1四半期連結会計期間より、当社グループの報告セグメントを単一セグメントに変更したため、セグメント別の記載を省略しております。

部門別売上構成比